【Sea of Stars】色々詰め込んだRPGをレビュー【ネタバレなし】

こんにちは。アカシアです。

カナダのSabotage Studios開発によるドット絵RPG『Sea of Stars』をプレイしたのでレビューをしてみました。できる限りネタバレなしで記載しています。ご了承ください。

目次

『Sea of Stars』とは

古典的名作から着想を得たターン制RPGが登場。危険と不思議に満ちた旅が始まる。
Sabotage(『The Messenger』)らしさがあらゆるシステムに表れた『Sea of Stars』は、ターン制の戦闘、ストーリーテリング、冒険、環境との接触といった要素でクラシックRPGの方程式を現代化しつつ、心に響く懐かしさ、そして古き良きシンプルな楽しさを目一杯詰め込むことも忘れていない。

物語の主人公は、邪悪な錬金術師「フレッシュマンサー」が作り出した怪物に立ち向かえる唯一の方法である、太陽と月の力を組み合わせた「日食の魔法」を操れる、太陽と月の力を持った2人の子供たちだ。
従来のグリッドタイルに縛られた動きから解放された移動システムでフィールドと戦闘をシームレスに移動でき、ラムダムエンカウントなし、反復作業もなしのジャンルへの没入感を追求した世界で、敵に立ち向かおう。

https://www.playstation.com/ja-jp/games/sea-of-stars/

プレイステーション4・5、Xbox Series X|S・Xbox One、Nintendo Switch、PC。

ゲーム内容紹介

注意点

『クロノトリガー』と比較するレビューが偶にありましたが、影響を受けていることを感じるくらいです。ゲーム内容は全く似ていないのでご注意ください。

ストーリーは王道の冒険譚

古典的名作から着想を得たターン制RPGが登場。危険と不思議に満ちた旅が始まる。
Sabotage(『The Messenger』)らしさがあらゆるシステムに表れた『Sea of Stars』は、ターン制の戦闘、ストーリーテリング、冒険、環境との接触といった要素でクラシックRPGの方程式を現代化しつつ、心に響く懐かしさ、そして古き良きシンプルな楽しさを目一杯詰め込むことも忘れていない。

物語の主人公は、邪悪な錬金術師「フレッシュマンサー」が作り出した怪物に立ち向かえる唯一の方法である、太陽と月の力を組み合わせた「日食の魔法」を操れる、太陽と月の力を持った2人の子供たちだ。
従来のグリッドタイルに縛られた動きから解放された移動システムでフィールドと戦闘をシームレスに移動でき、ラムダムエンカウントなし、反復作業もなしのジャンルへの没入感を追求した世界で、敵に立ち向かおう。

https://www.playstation.com/ja-jp/games/sea-of-stars/

バトルはターンベースのRPG

アニメーションに合わせてアクションボタンを押すと、与えるダメージが増え、受けるダメージも減る。タイミングを合わせたヒットに加え、戦闘には複数キャラクターのコンボアタック、ブースト、戦略的な「ロック」システムといった様々なダメージタイプでプレイできるオプションが搭載。

https://www.playstation.com/ja-jp/games/sea-of-stars/

戦闘は「クロノトリガー」と「マリオRPG」のシステムを取り入れていることがよく伝わってきます。

フィールド上に敵がウロウロしていて、接触するとシームレスに戦闘に入ります。このあたりは『クロノトリガー』を感じますね。

基本の戦闘システムは、技を選択し、命中する瞬間にボタンを押すと「強アタック」「強ブロック」になる。

ゲーム経験が豊富な方であればわかると思いますが、『マリオRPG』と同じです。

意外と難しい「強アタック・ガード」のシステムですが、ゲーム内には難易度調整用の「秘宝」と呼ばれるシステムが存在します。これでジャストタイミングで出せたときに教えてくれるたり、攻撃を確実にジャストにしたりできるために、多少は出しやすくなっているようです。

良質なグラフィック

本作の一番のポイントは、ドット絵にあると思います。

ドット絵の減少が著しい中で、ここまでのクオリティのドット絵ゲームができることは素晴らしいことです。

スクエニの「HD-2D」のような美しいドット絵のゲームも素晴らしいものですが、完全にドットが主体のこちらの雰囲気も大好きです。

そんなドット絵が美しい本作ですが、ストーリー中に稀にアニメーションムービーが挿入され、没入感を高めてくれます。

すばらしいBGM

90年代のBGMには素晴らしいものが多かったですよね。そんなBGMの流れも受け継いでおり、負けず劣らずの名曲がいくつも有りました。

私が今までで一番好きなゲームBGMは「クロノクロス」の曲を挙げるのですが、そのクロノクロスの楽曲を手掛けた光田康典さんが、本作に曲を提供しているということで大きな興味を持ちました。

あくまで、提供をしているだけで、メインコンポーザーはエリック・W・ブラウン氏。

まとめ

『クロノ・トリガー』に影響を受けていることを多々感じる作品では有りましたが、それ以上にオリジナリティのある作品でした。キャラクターも愛嬌があってよかったですし、中でもガールがお気に入りのキャラクターでした。

不満点は、以下の3点に濃縮されていました。

  • 移動が面倒
  • ザコ敵が回避できない
  • バトルが退屈

バトルに飽きてきたら秘宝を最大限に使用して楽をしてクリアしてしまいましたが、良い作品でした。次に期待したいです。

以上、ありがとうございました。

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